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WILDLIFE VIEW

JWC会報誌 WILDLIFE VIEW 第4号

特集1  灼熱の大地に、陽気な妖精たちが踊る

 乾季には気温が50度を超す灼熱と砂嵐が吹き荒れ、雨季の夜明け前は氷点下の凍てつく世界。荒涼とした南部アフリカのブッシュランドの大自然は、いつも過酷で厳しく、そこに生きる者たちに容赦のない現実を叩きつけ続ける。しかし、そんな厳しい自然の中でさえも、実に活き活きと元気にはしゃぎ回るケープアラゲジリスたち。30cmにも満たないこの小型草食獣は、飽食状態の文明社会の中で澱んだ怠惰に身を沈めている私たちに、どんな環境でも陽気に楽しく逞しく生きていくことの素晴らしさを、改めて教えてくれている気がする。

特集4  地球が産んだ宝石のような妖麗

 黄褐色の毛に鮮やかに浮き出る美しい模様。総てを見通すように澄み切った瞳。そして、音もなく忍び寄るしなやかな体。神が彼らに与えたこの華麗な容姿は、太古より世界中の人々を魅了し、崇拝と畏敬の念を抱かせ続けた。そして、ある国では神の称号を与えられ、またある国では王家のシンボルとして称えられることとなった。しかし近年、人類が銃という武器を手に入れた瞬間から、ヒョウへの羨望の眼差しはその毛皮のみに注がれていくこととなる。そして、ヒョウの絶滅へのカウントダウンが始まった…。

特集5  優しくも哀しいマナティー

 体長3m以上になる巨大な水棲哺乳類マナティー。彼らはその巨体にもかかわらず、攻撃的な面はいっさいなく、ひたすら優雅で平穏な水中生活を続けてきた、まさに愛すべき「優しい巨人」だ。しかし、太古から水中に刻んできた彼らのこの穏やかな生活が、今、人間によって無残にも引き裂かれ続けている。誰にも迷惑をかけず、平和を愛し、マイペースを貫き続ける、敬愛すべき彼らに迫る悲劇とは…。

特集6  タヌキの育児記録



【タイトル】
6月9日「子ダヌキほご」
6月10日「ダンボールの小屋!」
6月11日「ミルクとうんちと体重測定」
6月15日「タヌキ温泉」
6月22日「タヌキたちの大脱走」
6月24日「お引越し」
6月26日「初めてのひなたぼっこ」
6月29日「ミルク卒業!」
7月1日「新タヌキハウスしっぱい」
7月8日「庭でお散歩」
7月11日「お庭の中の大ぼうけん」
7月15日「タヌキのお昼寝」
7月21日「ミミズを食べた!」
7月27日「サンダルなくなる」
8月5日「タヌキの毛皮はすごい」
8月6日「バケツで行水」
8月10日「キュウリを食べる」
8月15日「ひとりでタヌキハウスにかえって来る!」
8月23日「帰ってこない!」
8月24日「帰ってきた!」
8月30日「苦情が出る」
9月8日「ザリガニ大好き」
9月18日「新聞社が取材に!」
9月20日「本当に帰って来ない」
9月22日「久々、全員集合」

6月9日「子ダヌキほご」
今日、JWCの獣医さんの勝又先生が子ダヌキを保護したという、ビッグニュースが飛び込んできました。それもなんと…4匹!近所で、母親とはぐれていたところを保護したのです。早速、父の動物病院で検査したところ、みんな元気で、怪我も病気もなかったので一安心。ところが、動物病院がとても忙しくて、子ダヌキの世話が十分にできないので、一人立ちするまで、我が家で育てることになりました。以前も、赤ちゃんタヌキがいましたが、一匹だけで寂しかったのか暴れん坊になって野生に返って行きました。今度の4匹は元気に大きく立派なタヌキになるように、お母さん代わりになってがんばろうと思います。


6月10日「ダンボールの小屋!」
真夜中の12時過ぎにタヌキが来ました。父が動物病院が終わってから連れて来たので、遅くなったのです。私は熟睡していたましたが、すぐに目が覚めました。父が動物病院から運んできたダンボール箱が、子ダヌキたちの小屋にぴったりだったので、しばらくの間はこのダンボールをタヌキ小屋にすることにしました。覗き込むと箱のかたすみに黒いかたまりが4つ。思ったよりもずっと小さな赤ちゃんダヌキが、ペットシーツの下にもぐりこんで中でもぞもぞ。4匹は、みんなでかたまって安心しきって気持ちよさそうに寝ています。さあ、明日からが、大変です。


6月11日「ミルクとうんちと体重測定」
まだ生まれて2週間たらずの400gほどの赤ちゃんです。本当なら暖かい巣穴の中でお母さんダヌキに抱かれて、好きな時におっぱいにすいついてミルクを飲みたいだけ飲んで、どんどん大きくなる時期です。だから、赤ちゃんが起きだして「クーン、クーン」と鳴いたら、すぐにミルクをあげなくてはなりません。しかも、まだ、ひとりで飲めないので注射ポンプで少しずつ飲ませてあげるのです。1回20ccを、朝6時、11時、お昼の3時、夕方の6時、夜の9時、夜中の11時と真夜中の2時にあげます。私は、学校に行くので、朝と、帰ってからの分をあげます。昼と真夜中のミルクやりは、母と父にお願いしました。一匹ずつ抱っこして飲ませるのですが、爪を立ててひっかいてきたり、じっとしていないので大変です。タヌキも私もミルクだらけ。うんちもまだ自分でできません。ミルクをたっぷり飲んで、お腹がぱんぱんに膨れた所で、お尻をマッサージしてあげると、ウンチやおしっこがおもしろいように出ます。順番にミルクを飲ませていると、どの子が飲み終わったかわからなくなるので、目印として、色違いの毛糸をタヌキの首にむすびました。オスとメスが2匹ずつだったので、毛糸の色も赤・白・青・水色の4色にしました。


6月15日「タヌキ温泉」
今日は日曜日。「最近タヌキ、臭くない?」と、二人の兄に次々に言われてしまったので、タヌキたちをお風呂に入れることに。まずは、洗面所の流しにお湯をたっぷりとためます。それから、一匹ずつ洗面所に連れて行きます。流しにためたお湯に、タヌキをお尻からゆっくり入れてやります。最初は、キューキュー鳴いて怯えていますが、だんだん慣れてきたようで、体の力が抜けてきて、気持ち良さそうになります。しばらくお湯に浸かっていると、気持ちがよくてしょうがないらしく、あくびをしたり、うんちが出たりします。仔犬用シャンプーを手で薄めてから、タヌキにつけました。泡立ってきたらシャワーで流します。タヌキたちはすっかりリラックスムード。中にはうとうとねむりこんでしまう子もいるほどです。これからも暖かい天気のいい日には、タヌキ温泉をオープンしてあげようと思いました。


6月22日「タヌキたちの大脱走」
みんな最初の頃よりかなり大きくなってきました。朝起きてみると、リビングで赤ちゃんと白ちゃんが走り回って遊んでいてびっくりしました。ダンボールから飛び出したんです。そこで、今日からはダンボールにふたをすることにしました。


6月24日「お引越し」
タヌキたちはとうとうダンボールを食いちぎって、壁に穴を開けて脱出するようになりました。それで、母に大きいプラスチックの衣装ケースを一つもらいました。今までの2倍以上の広さがあります。これならうんちで汚れてもすぐにきれいにしてあげられるし、ばっちりです。さっそくふかふかのバスタオルとペットシーツをしいて、お引越ししました。新しいおうちが気に入ってくれるとうれしいです。


6月26日「初めてのひなたぼっこ」
タヌキたちは、広くなったハウスの中を歩き回る時間が多くなってきました。今日は天気が良かったので、学校から帰ってから、日光浴に初挑戦。みんな、興奮して大騒ぎしていたのですが、そのうち気がつけばひなたぼっこしながら、長々と伸びきってお昼寝を始めました。最近は夜中も大騒ぎしていることが多くなっていましたが、さすがに今日は初めての外の空気に触れたせいか、夜中もぐっすり眠り込んでいました。とても気持ちが良かったようです。これからも機会があったら、なるべくたくさん、ひなたぼっこをさせてあげようと思いました。


6月29日「ミルク卒業!」
今日からミルクは卒業です。添加物なしの高~いプレミアム・ドッグフードをお湯でふやかして、それにミルクをかけてあげるようにしました。タヌキたちは、最初はとてもびっくりしていましたが、好奇心の強い青と白が真っ先に食事に鼻を突っ込んで食べ始めました。それを見てあとの2匹も負けじと食べ始めました。離乳食は、大成功です。これから、毎日少しずつドッグフードをふやかす時間を短くして、ミルクを少なくしていくつもりです。我が家に来て20日目。ミルクやりから開放されるのは、嬉しいような寂しいような。でも、どんどん大きくなっていく成長の証なんだから、喜んであげなくちゃいけません。あと、2週間もすれば、離乳食も卒業するのかな。


7月1日「新タヌキハウスしっぱい」
プラスチックのケースは、前のダンボール箱の2倍以上の広さがあったのですが、高さはほとんど同じだったので、タヌキたちは上を目指してジャンプを繰り返すようになりました。ふたをしてもお構いなしでジャンプして脱出しようとします。そこで超大型犬用のサークルゲージを買ってきました。高さが1.5mある広くて大きいケージなので、タヌキが大きくなっても使えそうです。三代目のタヌキハウスに引越しです。


7月8日「庭でお散歩」
今日は、庭の土の上をリードをつけて歩かせました。初めはびくびくしていました。鼻先で土を掘り返して、鼻についた土をペロリとなめて、大げさに驚いてみたり、ミミズを前足でカリカリかいて、気持ち悪そうに見ていたり、チョウちょにびっくりしたり、葉っぱの落ちる音に大きく飛び上がって驚いたり…。大笑いの連続でした。1時間くらいの大冒険で、みんなすっかり疲れ果てて、タヌキハウスに戻ると、みんな死んだように眠っていました。


 
7月11日「お庭の中の大ぼうけん」
最近は、お庭遊びもすっかり慣れてきました。最初のびくびくしていた様子がうそのようです。リードを放すと、4匹で楽しそうに走り回って、鬼ごっこを始めました。あまりはしゃぎすぎるので、無茶なことをして脱走するのではないかと心配になったので、一時間で順番に捕まえて、タヌキハウスに戻しました。もっと遊びたい!って、だだをこねるのかと思っていたのですが、意外とあっさりハウスに戻ってそのままお腹を出して熟睡し始めました。


7月15日「タヌキのお昼寝」
すっかり日課になったお庭遊びですが、今日は私がちょっと目を離した隙に、庭からみんなの姿が消えてしまったのです。どこかの隙間から、外に出てしまったのかな?交通事故にあったらどうしよう。近所の犬に噛み殺されたらどうしよう。溝に落ちておぼれてしまったらどうしよう。悪いことばかりが頭に浮かんで、悲しくなってしまいました。私はタヌキの声を真似してクーンクーンと呼び続けました。すると、どこからかキューン、キューンと甘えた鳴き声がウッドデッキの下から聞こえました。のぞきこむと、4匹のタヌキたちはお腹を出してお昼寝中。お昼は暑いので、風通しのいい涼しいウッドデッキの下に、お昼寝場所を見つけたようです。私は、「ああ良かった!」と、全身の力が抜けてしまいました。夕方になって、ホースで庭に水まきをしていると、昼寝から目覚めたタヌキたちが、デッキの下からゾロゾロ出てきて、私の足元に来て、気持ちよさそうに水しぶきを浴びていました。タヌキも暑くて水浴びしたいんだなと思いました。それから、今日の体重測定で、みんなの体重が初めて1kgを超えました!!


7月21日「ミミズを食べた!」
今日庭に出していたプールを片付けると、置いていた場所の芝生が枯れて泥だらけになっていました。するとタヌキたちは、鼻で泥を掘り起こして、土の中のミミズや昆虫を食べ始めました。「大丈夫かなあ、病気になったりしないかなあ」と心配になって父に聞くと「ミミズには、血をきれいにしたり、元気が出るエキスが詰まっているから、夏バテの野生動物たちの貴重な栄養源なんだよ」と教えてくれました。タヌキたちも野生に目覚めつつあるということかな。


7月27日「サンダルなくなる」
最近は、朝一番で全員をお庭に出して、夜になると捕まえてハウスに戻す生活になりました。昼過ぎに庭に出ようとしたら、私のサンダルがなくなっていました。玄関も探してみましたがどこにもありません。もう一度ウッドデッキで探していると、庭を嬉しそうに横切る白ちゃんの姿に気づきました。よく見ると白ちゃんは、私のサンダルをくわえて、得意げに歩いているではありませんか!「こら!白ちゃんサンダルを返しなさい!」と私が大声でしかると、白ちゃんは口にくわえたサンダルをポトリと落として、何もしてないような顔をしてみせました。私が大笑いしていると、突進してきた水ちゃんが白ちゃんの落としたサンダルを素早く拾い上げて、「クゥー!」と、満足そうに鳴くと、茂みの中に走り去って行きました。白ちゃんはそれを見て、「しまった!」といったような表情をして、大急ぎで後を追いかけて茂みに入って行きました。私はまた大笑です。夕方、ようやく取り戻したサンダルにはタヌキの小さな歯のあとが、たくさんついていました。 まったく、いたずら好きなタヌキたちです。


8月5日「タヌキの毛皮はすごい」
今日は、とても激しい夕立が降り続きました。暗くなる前に、ウッドデッキの下から出てこないと大変です。でも、「タヌキは雨宿りしたまま、帰って来ないんじゃない?」と、母が言ったので、とてもドキドキしてきました。去年、ハクビシンの赤ちゃんが、イタチに襲われて殺されたことを思い出してしまって心配でしかたありません。ところが、夕方になると、タヌキたちは土砂降りの中、何事もなかったように、続々とウッドデッキに上がってきました。私はきっとタヌキたちはずぶぬれだと思って、バスタオルを用意していました。でも、帰ってきたずぶぬれのタヌキたちは、私の足元でブルブルブルっとみぶるいしただけで、一瞬で乾いたのでびっくりしました。「自然の中では、タオルでふいてくれる人はいないでしょ。その代わりに、毛にたっぷり脂が含まれていて、その毛についた雨は、ブルブルっとしただけで、全部吹き飛ばしてくれるんだよ」と、父が教えてくれました。私はなるほどと思いました。タヌキの毛皮はすごい!!


8月6日「バケツで行水」
庭には、いつでも水が飲めるように、バケツに水を入れてあります。いっぱいに水を入れておいてあげると、立ち上がって顔を突っ込んで、舌でペロペロと飲みます。ところが今日はとても暑かったからなのか、自分からちゃっぽりバケツの中に入ってしまったのです。おぼれちゃう!!と焦りましたが、びっくりして飛び出して来るかなと思っタヌキは、なんと、バケツの中で、まるでお風呂のように水に浸かって遊んでいたのです。よほど水が冷たくて気持ち良かったのかな。


8月10日「キュウリを食べる」
私が庭でキュウリを食べていると、どこからともなくタヌキたちが集まってきました。ちょうだいとせがむように、足やズボンをかじってくるので、私は「しようがないなあ」と思いながらも、一本のキュウリを差し出しました。タヌキはキュウリなんて食べないだろうと思っていたのに、青ちゃんを先頭に集まってきて、奪い合いながら、たちまち一本を食べてしまったのです。なんと、タヌキはキュウリが大好物だったのです!明日からは、タヌキたちにキュウリを、毎日一本ずつあげようと思います。


8月15日「ひとりでタヌキハウスにかえって来る!」
最近、大きくなったタヌキたちは、今では、朝、お庭に出してあげると、一日中、外で遊んでいて、外でお昼寝をして、外で食事をして、好き勝手に過ごすようになりました。夕方になると、タヌキハウスの中にごはんを用意して、とびらを開けておくと、ちゃんと帰って来るようになりました。ちなみにタヌキハウスは、家の中のすみっこにあります。タヌキたちはかってに外から家に入ってきて、自分たちのハウスでご飯を食べて寝るのです。タヌキたちは当たり前のようにやっていますが、よく考えるととっても不思議な世界だなあと、つくづく思ってしまいます。


8月23日「帰ってこない!」
庭で遊んでいるはずのタヌキたちの姿が、朝から見えなくなりました。いつものウッドデッキの下か、お気に入りの茂みの中にいるだろうと思っていましたが、昼ごはんにも全然手をつけていません。夕方になって、お庭を大捜索しましたが、どこにもタヌキのかげも形もありません。どうやら、フェンスの切れ目から脱出して、外に出て行ってしまったようなのです。迷子になったらどうしよう。交通事故にあったらどうしよう。毒きのこを食べたらどうしよう。イタチに襲われたらどうしよう。考え出したらきりがありません。一体どこまで行ったのやら。このまま帰って来ないのかな。夜の10時を過ぎても、一匹も帰ってきません。「神様、タヌキたちをおまもりください」私はお祈りしながら、眠ることにしました。


8月24日「帰ってきた!」
朝、ドキドキしながら起きて、タヌキハウスをのぞいてみると、みんなすやすや眠っています。青ちゃんはいつものように、お気に入りのバケツの中で眠っていました。「無事に帰ってきたんだ。良かった」私が思わず大きな声でそう言うと、「昨日は、真夜中の1時すぎに帰ってきたんだよ。不良息子だよね」と、母も嬉しそうでした。私も、嬉しくて嬉しくて、ばんざいしたい気持ちでいっぱいになりました。


8月30日「苦情が出る」
とうとうみんなの体重が3キロを超えました。見た感じ立派な若ダヌキです。このごろでは、近所のお庭で走り回ったり、竹やぶや土手まで出かけているようです。近所の人たちから、「最近タヌキが来て暴れている」とか「花壇を荒らすタヌキがいる」とか「庭にうんちをして困る」といった苦情が出始めました。父は、「今は少しずつ野生に戻る訓練をしている時期。秋にはみんな自分の居場所を見つけていなくなるはずだから、もうしばらくの間、暖かく見守ってください」という、お手紙を作りました。明日、母とJWC事務局の飯吉さんが、20軒ほどの近所のお宅を回ってお詫びしながら、手紙と菓子折りを渡してくることになりました。なかなか、タヌキの生きにくい時代です。みんなでため息をつきました。


9月8日「ザリガニ大好き」
野生に戻るのに、いつまでもドッグフードを食べさせているわけにはいきません。最近はアケビやカキ、バッタ、カエルなどの昆虫を採ってきて食べさせています。タヌキたちも庭でセミを捕まえてはせっせと食べています。野生に返ると食べ物を自分で探していかなければならないので、自然にあるものを食事のメニューにするようにしています。今日は、ザリガニとタニシを二代目タヌキハウスに水をはって入れてました。すると、みんなで中に入ってバシャパシャやりながら、50匹ほどのザリガニをたちまち平らげてしまいました。大好物みたいです。「君たち。これを近くの小川で捕まえるんだよ!」


            
9月18日「新聞社が取材に!」
今日は読売新聞の記者さんが、取材にきました。近所でいろいろ迷惑をかけているタヌキたちのことを、少しでも弁護してやらなくちゃ、と思って、一生懸命説明しました。記者さんはとても優しいおじさんで、一緒にタヌキたちの移動ルートを見てくれたり、庭で遊ぶ様子を撮影して、感動して帰っていきました。私は緊張してどっと疲れが出てきました。


9月20日「本当に帰って来ない」
この二日、赤ちゃんと水ちゃんが帰ってきません。赤ちゃんと水ちゃんと白ちゃんは、いつも一緒に行動していたのですが、白ちゃんだけが真夜中に帰ってくるだけで二人は二晩帰って来ないのです。庭をベースキャンプにしている青ちゃんは全くマイペースです。


9月22日「久々、全員集合」
今日の朝刊にタヌキたちのことが載っていました。記者さんがJWCのことも、タヌキたちのことも分かりやすく説明してくれていて、とても安心しました。朝刊を読んだのか、今夜は久々に4匹が全員帰って来ました。みんな元気そうでひと安心です。赤ちゃんと青ちゃんは少したくましくなった気がします。これから、みんなひとり立ちしていくんだろうけれど、いつでも帰ってこれるように待っていてあげようと思っています。だってわが家が、タヌキたちのふるさとなんですから。


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